買ったばかりで分解とはこれ如何に。
まだ走らせてもいないピカピカのキハ40を分解するのは気が引けます、もし壊したらどうしよう。こりゃ車両保険に入っていない新車に乗る心持ちだな。
ドキドキする気持ちを静めて、取説のイラストを参考に腹を広げて分解にかかります。
車体を広げてどこかの爪が外れて下回りが外れるようになります。外れ始めるとごそっと取れます。
上下分解できました。次は室内床板を外します。
台車上にある爪から外していきます。
モーターとシャフトが出てきました。良い子はここまで分解することはないのですが、13mmゲージャーはここからが勝負です。改軌するため台車ごと外す場合はこちら側を分解するのですが・・・
台車カバーを外すことで車軸にアクセスできました。このカバーはエンジン側の爪を外すことで簡単に取れます。エコーの欠き取りキサゲが外すのにうってつけでした。
車軸を外して改軌します。プラ軸から両側の車輪を車軸ごと抜いて、プラ軸はBG11.2mmとなるように両側を1.6mmずつ詰めて、車軸は車輪から1.6mm出っ張るようにコンコンします。
うまく工作出来たら短縮したプラ軸に車軸を圧入します。
まず1軸できました。もう一軸作ったら台車に戻してカバーを嵌めます。
まず片側が改軌出来ました。
もう片側も同様にコンコン改軌を行ったので、これでめでたく13mmの線路に載せることができます。
ところで、これだと旧国的に言うと「長軸」なわけですが、DT44Aの画像を見た感じではいわゆる「短軸」のように見えます。台車を改造して「短軸」のように出来ないものか検討です。
ウオームギヤ部分の蓋をこじ開ける事でウオームギヤが姿を現します。このウオームギヤとシャフトを取り外すと台車を外すことができます。
さらに台車を分解しました。まだ一度も走らせていない新品なのにここまで分解するって、我ながら罰当たりなことをしているようで少し気が引けます。もし短軸のように改造するなら、
黄色部分を1.6mm詰めれば、はめ込み構造なので出来ちゃうような気がします。そうすると片側1.6mm枕梁が引っ込むことになるのですが、それは正しいのか?とりあえず今回はそこまで追うのは止めて、お気楽コンコン改軌でお茶を濁すことにしました。
改造できそうな構造にしてあるところがTOMIXの設計者の「イケてる」ところですね。
この後、バラした車体を元に戻して終わりかと言えばさにあらず、転んでもまだタダでは起きません。
続きます。
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