9207全検・・・のはず。
9207の整備を始めました。この際なので徹底的に不具合・・・不適合箇所を直そうと思います。分解してみたらいろいろ施工不良箇所が露呈してきました。
まず主台枠のビス止め部分の半田付け不良で、動輪押さえ板が浮いてしまっていました。この工作は初期の初期です。既にここからダメだったんですね。再度半田付けし直しましたが、どうも部品の面が出ていないか、寸法が足りないかでうまく半田付けできません。
次に動輪とバルブギヤを改めて組み直しているうちに、びっこは治まってきました。ロッドやロッドピンに問題があったのかもしれません、原因は今一つ分からないままです。
せっかく分解したので、ヘッドライトを点灯できるようにすることにしました。運転会でしずしず走るダイコンは、それはそれで良いのですが、ライトが点かないのは少し寂しいと思っていたのです。
オリジナルパーツをドリルでざぐって、LEDを入れようかと思いましたが、面倒になったのでストックを使う事にしました。
前面パーツに取付けたら、ライトケースの中にチップLEDを仕込んで、抵抗を付けて取り付けます。
散々苦労して組付けました。途中、どこかでショートして動かなかったり、配管が浮いてしまったりでうまくいきません。うっかり短気が出て、折角付けた配管を毟り取ってしまいました。まあボイラー継ぎ目を分解する構造にしてしまったときから、分解すればこうなるのです。仕方がありません。むしろすっきして、古典機らしくなった・・・と思う事にします。
気になっていた、公式側の取れかかっていたエアタンクは、補強を付けて取り付け直しました。その際、エアタンクに干渉していた単式コンプレサーの位置も変えました。エアタンクは前よりは、持っても大丈夫になりました。
スノウプロウも結局取れてしまいました。せっかくなので、しばらくは先輪が見える状態で狭軌感を楽しもうかと思います。
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コメント
がどじさん。
ミズノは、ロストパーツのオンバレードですから。
それもかなり厚い。
半田付け 意外と苦戦します。板の厚い物も半田付け難いですが。ミズノのロストは かなり厚いですね。肉抜きも 有りませんから。
あと 調整ですが。ミズノのメインロッドのクロスヘッド、分厚くて 私は好きな感じですが。スライドバーの角度は、キチンと調整しないと良く滑りませんね。
16.5mmでも、動輪とのクリアランスも 余り有りません。珊瑚などは かなり取ってあるんですけどね。厚いロッドのせいかも知れませんけど。
投稿: まっくす君 | 2025年3月22日 (土) 01時18分
追記
がどじさん。
どうしても ロストが厚くて半田付けし難いなら。フラックス 半田付け→ターボライターで炙る→もう一度 半田付け。
って手も有りますよ。
投稿: まっくす君 | 2025年3月22日 (土) 03時47分
>まっくす君さん
確かに。
スライドバーとクロスヘッドの調整は、間隔、角度などちょっとでも狂えば、たちまち引っ掛かります。とても繊細ですね。
投稿: がどじ | 2025年3月23日 (日) 03時11分